• テキストサイズ

【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第8章 身体の関係●


「“何も”って?」と、愛美先生は笑い出す。

また、おかしな話をしてしまっただろうか。

しかし私にとっては大切な事だ。

決して自分に自信があるわけではないが、女性としての小さなプライドのようなものはある。

何か私に問題があるのではないか…。

ここまで進展がないのだから、私に女性としての魅力がないのかもしれない。



「でも、キスくらいはしたでしょ?」

「それは…。」

「大人のキス。した?」

「キスは…しました。…額にですけど。」



私の言葉に、愛美先生はふふっと笑う。

言いたい事は何となく分かった。

これじゃあ、まるで中学生の恋愛だ。

手を繋いで眠り、額にキスをするだけ。

それだけでも充分幸せではあるが、今はもっと先へ進みたいと思う。

私の恋は欲張りだ。

やはり佐久間さんと身体の関係を持ちたいと思う。



「自分から誘ってみれば?」

「そんな事…。」

「別に恥ずかしい事じゃないでしょ?」






/ 768ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp