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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第7章 想い


◇◆◇



「昨日どうして無断欠席したの?」

「朝起きられなかったからです。」

「…別に責めるつもりはないけど、きちんと連絡くらいはして。」

「…はい。」

「心配…だったから。」



昼休みの保健室。

彼女はいつものようにクリームパンを片手に現れた。

昨日の欠席が気になっていた。

彼女は少し不機嫌そうにパンの袋を開ける。

このまま欠席が続いてしまうのではないかと心配していたが、今日こうして登校してきてくれた事が素直に嬉しかった。



「だって帰って来たのが夜中だったから…。」

「夜中まで何してたの?」

「村瀬先生と会ってたの。」



村瀬先生…。

昨日の愛美先生の話を思い出す。

村瀬先生には婚約している恋人がいる。

彼女はこの事を知っているのだろうか。



「…会ってたって?」

「普通にご飯食べて映画観て…ホテルに行っただけ。」

「ホテルって…。」

「え?おかしい?」






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