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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第6章 距離感


ふと、テーブルの上を見ると、テレビのリモコンが置かれている事に気が付いた。

手を伸ばせば届く距離だ。

コロが起きるまで、テレビでも観て過ごそうか。

家にテレビが無い私にとっては、珍く観てみようという気持ちになった。

そのくらいしかする事がないというのもあるのだが、このまま佐久間さんに関するおかしな妄想をするのは嫌だった。




テレビの電源を入れると、ちょうどテレビドラマが始まっていた。


医療系のドラマだろうか。

テレビ画面には、ドラッグストアーの化粧品売り場にあるポスターでよく目にする女優が映っていた。

その隣に映っている女優も、名前は知らないがよく見る顔だ。



テレビドラマどころか、映画館すらほとんど行った事のない私にとっては、それはとても新鮮だった。


一時間…「ミャー」と、突然コロが伸びをするまでの間、うかつにもテレビに見入ってしまった。






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