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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第5章 条件


「これから家に来ない?」

「これから…ですか?」

「うん。ごめんね、急に。
実はさ、明日からまた仕事で家を空けるんだよね。
だから猫の世話を頼もうと思って。」

「もちろんです。」

「じゃあ、これから車で迎えに行くよ。」

「あっ…はい。」



思ってもいなかった展開に驚いたが、子猫の世話を考えれば自然な事だ。

これから佐久間さんに会える。

それどころか、佐久間さんの家へ行く。

まるで恋人同士…と舞い上がってしまうのは愚かな事だろうか…。



「あの…佐久間さん、ご飯もう食べましたか?」

「いや…まだだけど。」

「良ければ、何か作りますよ。」

「本当?嬉しい。」

「何か食べたい物はありますか?」

「カレーがいいな。」

「…カレーでいいんですか?」

「うん。カレーが食べたい。」

「分かりました。」






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