第3章 真夜中の秘密
あ...にやけ顔見られたかも...
あ~もうこれ絶対、
キモいとか思われたやつだわ...
っていけない、いけない。
まんばくんを放置してた。
『あっ、そうだ!!
これからまんばくんと本丸探検するんだけど
清光も一緒にどう?』
加州「う~ん。探検もいいけど...
もっと楽しいことしよ?」
んんんんんん~!!!
耳元でささやかれて、頬が熱くなる。
まんばくんも見てるのにっ!
『た、探検も楽しいよ?』
加州「ん~やだ~」
清光はそう言って、
甘えたように肩に顔を埋めてくる。
困ったなぁ。
ううっ、それにしても苦しい...
『清光、そろそろ離れて?』
加州「い、や、だ」
清光がこんなに言うことを聞いてくれないなんて...
お酒って怖いな~と思っていると
山姥切「おい。俺はもう寝るからな。」
まんばくんがそう言って、
私と清光の横をすり抜けて行ってしまう。
まんばくんに悪いことしちゃったな...