第3章 真夜中の秘密
『まんばくんのばかやろう!
心臓とまるかと思ったじゃん!!』
小さな声で驚いたことを伝えると、
山姥切「す、すまない」
まんばくんも小さな声で返してきた。
あ、ちょっと言い過ぎたかな...
『ご、ごめんね。
言い過ぎたかも...』
山姥切「いや、気にしていない...
俺は写しだからな...」
まんばくんの言葉が耳に入ってこない。
いつもなら、
写しって言うの禁止ー!!
って怒るところだけど
今はそれどころじゃない。
だって...だって、
まんばくんがなんかエロいんだもん!!
綺麗な金髪から水が滴ってて、
いつもの布ではなくタオルを被ってて、
このお風呂あがり感がたまらなくエロい!!
気恥ずかしさから、
なんとなくだけど目が合わせられない。
『こんな時間にお風呂だなんて、
珍しいね。』
山姥切「ああ、気づいたら遅くなっていた。
あんたもその恰好、珍しいな。」
『おお~!そういえば巫女服だった!
久しぶりに着てみたんだ~♪』