第3章 真夜中の秘密
『眠れない...』
それはある日の夜、突然起こった。
眠たくなんてないけど、
布団に入ったらなんとかなるでしょ!
そう思って布団に入ってみたが
目が冴えちゃって、
眠気なんてナッシング!!
困ったなぁ...
こういうときは~♪
本丸探検するしかないでしょー!
いよっしゃー!!
さっそく寝間着を脱いで、
巫女服に着替える。
審神者といえば巫女服なんだな~!
そういえば...
本丸探検っていっても、どこへ行こう?
部屋は、刀剣男士がいるし...
そんなことを考えながら、
廊下を適当に歩く。
ふと見上げた夜空には、
綺麗な三日月があった。
『今日は三日月かぁ...
嫌な思い出しかないなぁ...』
三日月といえば、三日月宗近。
彼には嫌な思い出しかない。
「主は、三日月宗近がきらいなのか...?」
っ!!!!!
一人で苦笑いしているところに、
急に話かけられてびっくりする。
心臓がとまるかと思った!!!
声からして、
まんばくんだとは思うけど...
そっと後ろを振り返ると
声の主はやっぱりまんばくんだった。