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*トライアングル*【R18】

第9章 酒は飲んでも呑まれるな





ベルトを外して下を寛げ、下着の中からすでに勃ち上がっている自身を取り出す。
一瞬驚いたような表情を見せた桜子さんは、すぐにソレから目を逸らした。


「やっぱり…嫌ですか?」

「……、」

俺の問いに首を横に振る彼女。
それを確認してから彼女の手を取り、そっと俺のモノへ導く。


「んっ…、」

彼女の温かい手に包まれただけでぴくりと反応してしまうソコ。
その手に自分の手を重ねたまま上下に扱いた。


「っ…、もう少し強く握っても大丈夫ですよ?」

「……、」

恐る恐る様子を窺っているところを見ると、彼女はこういった経験があまり無いのかもしれない。
そう思うと何だか無性に嬉しくなった。


「桜子さん…もしかして初めて?」

「っ…」

赤面するその表情を見れば答えは明らかだ。
けれど彼女は何故か悲しそうな顔をして…


「…ごめん……気持ち良くない…?」

と、見当違いな事を言ってきた。
俺は別にそんなつもりで聞いた訳じゃなかったのに…


「…気持ちイイに決まってるでしょう?桜子さんに触られてるんだから…」

「んっ…」

愛しくなって彼女にキスをする。
動かす手はそのままに、舌を絡めながら唇を貪った。

(気持ちイイ…)

桜子さんに触れられているというだけでも感じるが、その滑らかな手が上下する度熱を持った自身が脈を打つ。
もっと気持ち良くなりたいという気持ちと、まだまだ果てたくないという気持ちが複雑に交差した。


「今度は…桜子さんがしてみて?」

そう言って一旦手を放す。
彼女は少し躊躇っていたが、両手を使ってさっきより大胆に扱いてきた。


「はぁっ…、すごくイイです…」

「……、他には…どうすればいい?」

今のままでも十分気持ち良かったが、人間とは欲深い生き物で。
彼女がそう言ってくれるなら…と更に図々しいお願いをしたくなる。


「じゃあ…先端も触ってもらえますか…?」

「…うん」

頷いた彼女は、片方の指で自身の先端を撫でてきた。
その瞬間、腰に電気が走ったような快感を覚える。
…このままじゃあっと言う間にイってしまいそうだ。


「んっ……桜子さん、それヤバいです…」

「…気持ちイイ?」

「はい…っ…、すごく…」



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