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*トライアングル*【R18】

第26章 希望へ向かう未来





そう言う彼の呼吸は、まだキスをしただけだというのにすでに荒い。
クスリの効果が切れていないという事は、当然"そういう"意味だろう。


「なぁ…シてもいい?」

「……、」

上気した頬に潤んだ瞳…
クスリのせいとは言え、求められているんだと思うと私も体が疼いてしまう。
こくりと頷けば再び荒々しいキスをされた。


「んっ…、リアンくん…?」

「…ベッド行こう」

そう言って私の体を抱き上げた彼が寝室へ移動する。
私をそっとベッドの上に下ろすと、もう一度触れるだけのキスをしてきた。


「ま、待って…、今日は…その……私にさせて…?」

「…え……?」

壁に寄り掛かって座るよう彼に促す。
ここでもつい嫉妬心が出てしまった。
だってリアンくん、その女の人にフェラだってされたんでしょ…?

少し戸惑っている彼のスウェットに手を掛ける。
下着ごとそれを下ろすと、すでに勃ち上がっている彼のモノが姿を現した。

(…まだキスしかしてないのに……)

早くリアンくんを楽にしてあげたい…そう思いながら彼のモノに手を触れる。
何度か上下に擦った後、そっとその先端に口を付けた。


「んッ…」

たったそれだけの事でもぴくんと反応する彼。
相変わらず熱の孕んだ瞳でこちらを見てくる。


「やばい…、すぐイきそう…っ…」

「…イってもいいよ?」

そう告げてから、先端を口に含んで丁寧に舌を動かした。
すでに溢れている先走りの蜜が口内に広がっていく。


「ぁっ…く……、俺…もぅ…!」

顔を離すようやんわり頭を掴まれたが、気にせず愛撫を続けた。
程なくして彼が精を吐き出し、ソレをゆっくり飲み下していく。


「んっ…、リアンくん……少しは楽になった…?」

「っ…」

「きゃっ…!」

無言の彼に今度は私の方が押し倒される。
穿いていたタイツを下着ごと下ろされ、無防備な秘部が彼の目の前に晒された。


「リ、リアンくん…?」

「…今度は俺にさせて?」

「…え……、でも私……」

シャワー浴びてないから…と言う前に両脚を折り曲げられ、彼がソコに顔を近付けてくる。


「ぁっ…」

最初から激しく愛撫してくる彼。
無意識に引いてしまう腰をしっかり掴まれ逃げられない。



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