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*トライアングル*【R18】

第25章 苦い過去





俺にこんな事をして一体何をしようと言うのか…


「何って…リアンがどれだけ成長したのか確かめたくなっただけよ」

「…は……?」

「私に"初めて"を奪われたあなたが、大人になってどう成長したのか…」

そう言って妖艶に微笑み、俺の頬を撫でてくる彼女。
そしてその顔が近付いてきたかと思えば、強引に唇を奪われた。


「んっ…!」

ぬるりと舌が入ってくると同時に、何か固形物が喉奥へと押し込まれる。
俺はまんまとそれを飲み込んでしまった。


「な、にを…」

「ふふ…何だと思う?」

「………」

「嫌がってるあなたでも"その気"になっちゃうエッチなおクスリよ」

「っ…」

恐らくそれは"媚薬"というヤツだろう。
彼女は俺のネクタイを抜き取り、シャツのボタンをひとつずつ丁寧に外していく。


「昔は読書や勉強ばかりして華奢だったあなたも、こんなに逞しくなったのね」

「ん…っ、」

着ていたインナーを捲られ胸を撫でられると、たったそれだけの事で体がぴくりと反応してしまった。


「即効性の媚薬だから、もう効いてきたでしょう?」

「っ…く……」

ぺろぺろと厭らしく乳首を舐められる。
我慢出来ずに声を出すと、彼女はクスリと笑って再び顔を近付けてきた。


「可愛いリアン…素直になればもっと気持ち良くなれるわよ?」

「だ、れが…っ…」

「…カノジョに悪いから?」

「………」

「でも残念…こっちは正直みたいだけど」

「っ…」

触れられたのは下半身。
ソコはもう痛いくらいに張り詰めていて、数回撫でられただけでビクビクと脈を打つ。


「…安心して?別にあなたとカノジョの仲をどうこうする気なんて無いの……今日一晩だけ付き合ってくれればそれでいいから」

「…ふざけるな…っ…」

「ハァ…ホントに頑固ね。そんなにカノジョの事が好き?」

「………」

「でも…そういう男程堕とし甲斐があって私燃えちゃうわ」

「…!」

俺のモノを取り出した彼女は、ゆっくりとソレを上下に扱き始める。
あの人以外に触れられるなんて不快でしかないはずなのに、クスリのせいとは言え俺の体はすっかり悦んでしまっていた。



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