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*トライアングル*【R18】

第21章 聖なる夜に





*side 桜子*


そうして私たちは3人ほぼ同時に果てた。
私の中でドクドクと脈打つリアンくんのモノ…
手で扱いていた皐月くんのモノからも熱い白濁が噴き出し、私の手を汚していく。


「ぁっ…」

チュッと何度も項に短いキスをしてくるリアンくん。
それにまた感じてしまって、無意識に彼のモノを締め付けた。


「んッ…、まだ俺のモン搾り取る気?」

「ち、ちがっ…」

「つーか俺もまだ満足してないから…もうちょい付き合って?」

「え…?…っ、ぁ……だめ…っ…」

一度達したリアンくんは抜かずに再度律動を始める。
イったばかりで敏感になっている私は、またすぐに昇り詰めてしまって…


「ぁっ、ぁんっ…!リアンくっ…」

「はぁっ…、またイきそう…?」

「んっ…、イっちゃ……」

「いいよ…、アンタの可愛い顔…アイツに見せてやって…ッ…」

「あぁっ…!」

ズンッと奥を抉られた瞬間、頭が真っ白になった。
すぐ目の前には皐月くんがいて、興奮したように私の顔を見下ろしている。


「…桜子さん……」

「だ、め…っ……イく…っ…」

皐月くんに見られながら、私は立て続けにイってしまった。
すっかり力が抜けてしまった私の体を、前にいた皐月くんが支えてくれる。


「ちょっとリアンさん、続けてなんて狡いですよ…。それに少しは桜子さんの体の事も考えて下さい」

「うるせぇな…。お前にだってイイ思いさせてやったんだから文句言うなよ」

ぼーっとしている私の頭上でそう言い争う声が聞こえてくる。
もうこれ以上はホントに無理…

そう思っていると、不意に体が宙を浮いた。
リアンくんのモノが出ていく感覚に思わず声を漏らしてしまう。
私を抱え上げたのは皐月くんだった。


「桜子さん大丈夫ですか?少しこっちで休みましょう」

そう言って私をベッドの方へ運んでくれる。
当然リアンくんは不服そうで…


「おい…俺まだイってねぇんだけど」

「1回イったんだからいいでしょう?次は俺の番です」


(……え?)

てっきりもう終わりかと思っていたのに、皐月くんの口からとんでもない言葉が聞こえてきた。


「あ、あの…皐月くん…?」

「今度はゆっくりしましょうね?」

「…!」



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