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*トライアングル*【R18】

第21章 聖なる夜に





にこりと笑う皐月くん。
けれど今の私にとっては、悪魔の微笑みにしか見えなくて…


「む、無理!もうホントに無理だから…!」

「大丈夫です。桜子さんの呼吸が整うまではキスしかしませんから」

「っ…」

そういう問題じゃない…!

(というか、キスなんかされたら整うものも整わないから…!)

そう抗議しようとした唇はあっさり彼に塞がれる。
私の思考をとろとろに溶かすような甘いキス…
いつの間にかリアンくんもすぐ傍まで来ていて…


「まだまだ夜は長ぇだろ?」

「……、」

「桜子さん…忘れられないクリスマスにしましょうね?」

「っ…」

「「メリークリスマス」」



結局2人に朝まで体を貪られ続けた私。
彼らの言う通り、一生忘れられないクリスマスになったのは言うまでもない…



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