• テキストサイズ

*トライアングル*【R18】

第20章 ワンコの憂鬱





「さ、皐月くん…?」

「俺…桜子さんに嫌われるような事しちゃいましたか…?」

「…え……?」

「もしそうだとしたらハッキリ言って下さいっ…、謝りますから…!」

「ちょ、ちょっと待って!何言ってるの…?」

困惑した表情の桜子さん。
それでも俺は箍が外れたように続ける。


「俺の事嫌いになったんですか…?嫌なとこがあったら俺全部直しますから…っ、だから…俺の事嫌いにならないで下さい…!」

「皐月くん落ち着いて…!私、皐月くんの事嫌いになんかなってない!」

「じゃあっ…、どうして……この間俺とセックスしたくないって…」

「…あ、あれは…その……」

俺の質問に彼女は視線を逸らし口籠った。
やはり何か俺には言いづらい理由があるのだ…


「あの人のせい…なんですね?」

「…え……?」

さっき親しげに桜子さんと話していた男の人…
どこの誰だかは知らないが、彼女を想うこの気持ちだけは誰にも負けない自信がある。


「あんな人に桜子さんは渡さない」

「んっ…!」

強引に彼女の唇を奪い、その体をまさぐる。
当然抵抗する彼女。
俺は自分のベルトを抜き取り、それを使って彼女の細い両腕を縛った。


「っ、皐月くっ……何するの…!?」

「すみません……俺…今から桜子さんを抱きます」

「…!」

彼女の着ていたニットを捲り、乱暴にブラを押し上げる。
ぷるんと現れた2つの膨らみに噛みつくようなキスをした。


「ぁっ…、やめて…っ!」

何度もきつく吸い上げ、次々とその白い肌に痕を残す。
それから性急にスカートを脱がせ、下着の中へ手を差し込んだ。


「いっ、た…!」

当然まだ濡れていない彼女の秘部。
それでも俺は早く繋がりたくて、痛がっている彼女の中へ指を1本挿入させる。


「お願い皐月くっ…、こんな事やめて…!」

ぽろりと涙を零す彼女。
その表情にひどく胸が痛んだが、今の俺は自分自身を止める事すら出来なくて…


「はぁっ…、桜子さん…っ…」

「ぁっ…!」

溢れる彼女の涙を舌で拭いながら指を抜き差しさせた。

俺だけを見てほしい…
俺の名前だけを呼んでほしい…
俺には桜子さんだけなんだから…



.
/ 248ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp