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*トライアングル*【R18】

第19章 温泉旅行





(本当にこのままするつもり…?)

奪われた視界。
感じるのはリアンくんの気配と匂いだけ…そして。


「…目一杯気持ち良くしてやるから」

「っ…」

耳元で囁かれる甘い言葉と彼の吐息。
不安を覚える反面、たったそれだけの事にもいつも以上に反応してしまった。


「んっ…、」

ぺろりと唇を舐められ思わず声を漏らす。
そのまま彼は私の口内に舌を侵入させてきた。
いつもしているキスと変わらないはずなのに、何だか妙に厭らしく感じてしまって…


「…エロい顔」

「っ…」

意地悪くまた耳元でそう囁かれる。
そして首筋を滑る彼の舌…
いつもならその流れで胸を愛撫されるのだけれど…


「…?」

一瞬彼の気配が消えた。
そう感じた次の瞬間彼は私の足元に移動したらしく、片足を掴んでその甲にキスをしてくる。


「ひゃっ…」

「…ふ……擽ったかった?」

そう笑いながら今度は爪先に唇を落とす彼。


「ちょっ…リアンくん、そんなとこ…っ…」

足の親指が温かくて柔らかい粘膜に包まれる。
それが彼の口内だという事は容易に想像出来た。


「だ、め…っ……汚いよ…」

「…そんな訳ねーだろ」

「ぁっ…!」

ちゅぷっと音を立てて再びしゃぶられる指。
初めは単に擽ったいだけだったが、徐々に気持ち良くなってきてしまって…


「ぁっ、ん…」

「…アンタって足の指まで性感帯なんだな」

そう言う彼にクスリと笑われた。
そして踵…ふくら脛と順番に舌を滑らせた彼が私の両脚を開かせ、今度は太腿の裏に口付けてくる。
その度にぴくりと引き攣ってしまう太腿…


「ココ…もう濡れてんな」

「ゃっ…」

彼の指が下着の上から秘部を撫でる。
「でもまだ触ってやんない」と呟いた彼は、浴衣の前を開き胸に手を這わせてきた。


「…ココもまだ触ってないのにすげー勃ってる」

「んっ…!」

胸の突起を指で弾かれ、突然の刺激に体がしなる。
そこを続けてクリクリと弄られれば、もう声は抑えられなくなって…


「ぁっ…、リアンくん…っ…」

「…その顔も声も堪んない」

熱っぽい彼の声がすぐ耳元で聞こえた。
そのまま彼は私の耳を愛撫しながら、下着越しに秘部を擦ってくる。
はしたなく揺れてしまう腰……もっと強い刺激が欲しいと強請るように。



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