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*トライアングル*【R18】

第16章 ゲームとお仕置き





リアンくんの言葉に耳を疑った。
彼の目の前で、彼の指を使って自慰をするなんて…
そもそも私にはそんな経験自体無い。


「そんな事…、出来る訳……」

「じゃあ指抜くけど…いい?」

「ぁっ…」

私を煽るようにゆっくりと中を擦ってくる彼。
今日の彼は意地悪だ。
彼の言う事を聞かなければ、きっと本当にイかせてもらえないだろう。


「…こっちは俺が弄ってやるから」

「んっ…」

そう言って空いている方の手では胸を揉んでくる。
その先端を弄られる度、私の秘部は切なく疼いてしまって…


「…俺の指きゅうきゅう締め付けて…我慢出来ないんだろ?」

「っ…」

「ほら…動かして?」

「ぁんっ…」

何度か指を抜き差しされ、私はとうとうその誘惑に負けてしまった。
彼の手を両手で掴み上下に動かす。


「…気持ちイイ?」

「んっ…、気持ちいっ……」

「…ふ……エッロ。ご褒美にもう1本指増やしてやる」

「んんっ…」

羞恥と快楽で生理的な涙を零すと、彼がそれを舌で拭ってくる。
もう私の中には理性などほとんど残っておらず、必死になって彼の指で自慰をした。


「…ちゃんと目開けて、俺の顔見てシて?」

「…恥ずかし……っ…」

「…今更だろ」

頬に手を添えられ、彼の方を向かされる。
目の前にある彼の顔は少し上気していて、私の痴態に興奮しているようだった。


「今、中がすげー締まった……俺の顔見て興奮した?」

「っ…、興奮してるのは……リアンくんでしょ…っ…変態!」

「…まーだそんな事言う余裕あるんだ?」

「……、」

今度は何を要求されるのかと、憎まれ口を叩いた後で後悔する。
彼は私の中から指を引き抜くと、愛液にまみれたその指をこちらに見せつけるかのようにぺろりと舐めた。


「…お仕置きの本番はこれからだから覚悟して?」

「……、」





「ぁっ、ぁっ…リアンくん…っ、もう…っ…」

「…まだイかせてやらない」


それから私を自分のモノで貫いた彼は、何度も律動を繰り返した。
けれど私がイきそうになる度、その動きを止めては焦らしてきて…


「お願い…っ、もうおかしくなっちゃ…」

「…その割にはいつもより中キツいけど?」

「っ…」

「アンタってホントは苛められるのが好きなんだろ?」



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