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*トライアングル*【R18】

第16章 ゲームとお仕置き





一度自身を引き抜いたリアンくんは私の体を反転させ、再び後ろから貫いてきた。


「んっ…」

「体…少し起こせる?」

「……、」

「…今度はちゃんとイかせてやるから」

枕に顔を埋めていた私だったが、その誘惑に勝てずのろのろと体を起こす。
その瞬間後ろから腕を取られ、やんわり体を引き寄せられた。


「ぁっ…」

繋がっている部分が更に密着し、奥深くまで彼のモノが入り込んでくる。
その感触が堪らなく気持ち良くて…


「…この角度がいいんだ?」

「ぁっ、ぁんっ…、だめ…っ…」

「ッ…、そんなに締め付けられたら……俺もヤバいっ…」

そう言いながらも激しく腰を打ち付けてくる彼。
ずっと焦らされていた私はあっと言う間に昇り詰めてしまった。


「はッ…、イきそう…っ?」

「んっ…!」

言葉で返す余裕も無くこくこくと必死に頷く。
私の顎を掴んだ彼は自分の方へ顔を向かせ、律動はそのままに唇を奪ってきた。
今日初めてされたキス…
私はその熱いキスに応えながら呆気なく達してしまった。


「はぁっ…」

「…俺がイくまで付き合って?」

「ぁっ…」

再び私の体を前へ倒すと、彼が後ろから覆い被さってくる。
ぴたりと体をくっつけ、両手は上から重ねるように握ってきて…


「中、ぐっちゃぐちゃ…」

「っ…」

私の羞恥心を煽るように耳元でクスリと笑う彼。
すぐに動く気は無いのか、耳や首筋を愛撫してくる。


「…お仕置きはもう終わったと思った?」

「…え……?」

「…今日は朝まで付き合ってもらうから」

「…!」










「…ひどい」

ベッドの中、掠れた声でリアンくんを責める。
彼はそんな私の額にキスをしてきた。


「悪かったな…少し苛め過ぎた」

「………」

「けど…これに懲りて俺に隠し事はするなよ?」

「…わかってる」

「親父の事以外でも…何か不安な事があったらすぐ俺に言って」

「…リアンくん……」

その言葉が嬉しくて、今度は自分の方から彼に抱きつく。
確かに私の行動は軽率だった…彼が怒るのも無理はない。


「じゃあここからは仲直りのセックスな?」

「……え?」

「今度はちゃんと優しくするから」

「んっ…」

有無を言わさず強引に奪われた唇。
こうして私は、本当に朝まで彼の愛をたっぷり注がれるのだった…



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