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【黒子のバスケ】星降る夜に

第5章 春休み


「女に凄い勢いで嫌われた中で唯一話しかけてきた変な女が飛鳥ね。
最初の内は鬱陶しくて仕方なかったけど…ま、アイツあの頃から男食ってたから同じように女に嫌われてて、結局まぁ一緒に居たら結構楽しいし趣味も合うしで今に至るって感じ」
「へぇ。大学ココにした理由は?」
「楽して大卒の資格欲しかったから。
実際やってる内容は高校以上に緩いし」

どうやら案外、というか普通に真面目らしい。
そう言えば春香さんに関しては男の噂を聞かない気がする。
聞いたとしてもどれも信憑性の無いものばかりだ。

「で、他にまだなんかあんの?」

この顔は早く本が読みたいって感じな気がする。

「俺のことはどう思ってる?」
「腹黒王子」

面と向かって女の子に腹黒って言われたのは多分初めてだった。
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