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【黒子のバスケ】星降る夜に

第3章 大学1年 冬



いつも通りに登校すると学校には飛鳥がいたようだ。

「おっはー、今から授業?」
「うん。飛鳥は?」
「次で終わ……春香、香水つけてきた?」
「え?なにもしてないけど?」
「うーん…そう?いつもと違う匂いしたんだけど気のせいか」

こいつは犬かと思ったが何も触れないでおく。
わざわざ自分で自分の首を絞めるような発言をする必要もないだろう。

「そうそう、氷室王子カゼでダウンして今別の人の部屋でお世話になってるんだって」
「そうなんだ」
「…興味ないの?」
「前からないって言ってんじゃん。じゃ、私この後着替えで移動だから」
「おー、そっか。頑張ってー」

変なところで勘が鋭い女だ。あれじゃ気付いてんのか気付いてないのかも分からない。

(そう言えばゼリーとか好きかな)

自分が食べたいのもあるけど帰りに買っていこう。
そんなことを考えつついつも通りのメンバーで実習授業をこなしていった。
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