第12章 逆ハ?なにそれハムのお仲間おいしいの?(黒尾誕生日★番外編)
あ、コレきっと端から見たら変な……いや確実に黒尾くんが変態ぽい構図だ。
室内でよかったね!
お外だったらうっかり職質or通報コースになりかねない。
―――こうして
音駒高校男子バレー部の未来は
今日も無事
守られたのだった―――
「ニャーちゃん、まーた何か変なこと考えてんだろ」
「気のせいダヨ黒尾クン、それよりなーに?」
「あからさまな棒読みだな……まぁいい。俺は動画派です」
「納得」
静かに見つめ合って頷いた。
わかりやすい答えをありがとう。
黒尾くんだもんね、なにも見てないわけないよね。
しかし問題はやっくんだな、興味がないわけじゃないだろうけど……よし、ここはわたしが一肌脱いでやりますかな。
「じゃあ、夕ご飯食べたらみんなで18禁ゲーム大会だね」
「なんでだよっ!」
「じゃあってなんだ、どっから繋げてきたんだよ……べつにかまわねぇけど」
「おい、黒尾!?」
「じゃあ後で、ニャンニャンニャーランキングベスト10の中から選ぼうねー」
「ちょ、ニャンニャン!?」
「黒髪ロングで大人っぽい子いるか?」
「ピュア系とクール系がいるよ」
「なぁ、二人ともっ……」
「体型は?」
「学園ものだとピュアがスレンダーでクールがきょぬー。ファンタジーものは逆かな?あと、年上と禁断ものはどっちもルパァンしゃあんせーいのふーじこちゃあんボディ」
「っ……」
「すげえな、なんでも有りか」
「任せて二次元に不可能はない。絵と声で決めてみたら?女の子に飽きたら18禁BLもあるから色んな男の子も楽しめるよ」
「や、それは遠慮しとく」
「やだな遠慮なんて水くさいことは蒸発させて一緒に衆道の魅力についてかたro」
「っお前らいい加減エロネタやめろ!まだ夕方だぞ!!」
“ぺしっ”
“ドゲシッ”