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【報道系】夢小説

第2章 【Forever mine〜after story〜】






彼としばらく一緒に暮らしていると…


「危な! 何で床に置きっ放しにしてんの?!」

「……あ、ごめんなさい。
片付けるの、忘れてました…。」

「もーーぅ!!
そういうとこ、全然直ってないじゃん!w」

「す、すいません…。」

「しょうがねぇなぁ!w
ほんとお前はオレがいないとダメだな…笑」

「うん……///」


私の至らないところもあるけれど。。

















「恵麻ちゃん、虫! 虫!!
でかいのいる!!」

「……え、虫ってまさか…、
このクモのこと言ってる?w」

「そうだよ!! それ以外いねーだろ!!」

「……そんなでかくないっていう…。笑」

「え…、てか、お前何やってんの??」

「…え? 外に出してあげようと思って…。」

「うわうわうわ! 無理だわ!!
ティッシュ越しとはいえ、無理だわ!

こっち来んな! バカッ!w
手洗ってくるまでは、ダメよ!」

「ウケるー!笑
こんなんで田舎に住みたいとか言ってたの?
100パー無理だよ。笑」

「無理でも何でも!
オレは虫と暮らしたかったんじゃなくて、
お前と暮らしたかっただけだから!!」

「え……。」

「バカバカ! 泣くな! 今泣くな!!
今だけは泣くなって。笑

せめて手洗ってから泣いて!w
今は…抱きしめてやれないじゃんか!」







ギュッ。。

「……抱きしめてやれないんじゃ…
なかったの…?」

「これは……あれだわ。
断腸の思いってやつだわ…。」


不意な甘い言葉に涙がでたり。





















「恵麻……

やっと、
ウェディングドレスを着せてやれた。。」


ヴェール越しに、
見詰められて―――。


「そもそも、恵麻のことを
お前より知ってるオレのオーダーしたドレスが
似合わないわけがないけどねw

恵麻ほんとに、綺麗だよ…。

それに今日の恵麻ちゃん、
忘れ物しなさそう。笑」

「ちょっと!w
お姫様気分に浸らせてよ!笑」

「ふふっ。かーわいっ♡
でもさ、こういうのも……よくない?

オレたちらしくて。」

「ほんとだね。笑」








スマートじゃなくても


そのダサさをお互いが笑い合えたら


多分、それでいい―――。













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