第2章 【Forever mine〜after story〜】
「あ、片付け手伝います。」
加藤「あ、いいよ。俺達はまだ飲むし。
二人のお祝いだから。
そんなことさせられないよ。」
「じゃあ、空いたグラスだけでも…。」
*
増田「今日、ありがとな。」
「ごちそうさまでした。
すごく、楽しかったです。
ありがとうございました。」
3人「こちらこそ! お幸せにー!」
―――バタン。
小山「いやぁ……、甘いね!笑」
加藤「底抜けにな!w」
小山「……てごちゃん、大丈夫?
そんな顔、しないでよ。」
手越「これは……ちっ! ちがっ!!
オレも、オレだって、嬉しいんだよ!」
コヤシゲ「……」
手越「ホントにすっごい、
嬉しいんだよ……。」
加藤「……手越、無理すんなよ。」
手越「無理してねぇし。笑
ホントに…、嬉しいんだって!
でもなんか、
少しだけ、遠くに感じて…
なんとなく、
淋しいっつーか……。
そう感じちゃ、
ダメなんだろうけど。。」
加藤「……そう感じちゃダメなこと、ねぇよ。
一人っ子のオレらにとって、
小山さんと増田さんは、特別だから…。」
手越「……そういう、もんかな。」
加藤「そういう、もんだろ。
オレも、小山さんが…って想像すると
正直……まぁまぁ、クるわ。苦笑」
小山「……えっ! 加藤さ…///」
加藤「ちょっと、小山さん!
今、そういう反応は……
やめていただけます?笑
めんどくさくなるんで…w」
そう言うと、
シゲはおれの髪の毛を
グシャグシャとかき混ぜて……。
加藤「そんな、心配すんなよ。
増田さんは増田さんだよ。
何も変わんねぇよ。
ただ、
守るべきものが増えたってだけだよ。」
小山「うん、これからも
増田さんは増田さんだよね。
さて! 今日は飲むとしますか!」