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【報道系】夢小説

第2章 【Forever mine〜after story〜】






RRR…

「恵麻ちゃん、オレ。」

「あ、うん。……え?」

「今日、お見送り…ありがとう。」

「うん。…ん? てか、
まだ近くにいる、よね?w」

「うん、いるよ!

さっきまで一緒に居たのにさ、
恵麻がいま
隣にいないのが寂しくて……

向こう着くまで我慢できなくて、
電話しちゃった!」

「そうなんだ。笑
でも……嬉しいよ。」

「うん。ねぇ、オレ…
幸せだと思ってたんだ。

恵麻が隣に居なくても、
お前を想うだけで。

それだけで、
充分幸せだって。

ここまで想える相手に
巡り逢えたことが

それだけで
奇跡みたいな幸せだって。

そう…思ってた。

ていうか…、
思い込もうとしてたのかも。。」

「うん…。」

「でもやっぱ、
実際に触れられる距離に
いれる幸せとは
段違い、っつーか。

それだけ、言いたくて!」

「うん、わかるよ…。」

「あの日、
約束も何もしてあげられなかったのに。

オレだけのものでいてくれて
ありがとう……。」

「お礼を言うのは…こっちだよ。
迎えに来てくれて、ありがとう。」

「ふふ。あ、でさ。
決まりってわけじゃないんだけど…

とりあえず、
オレは家に帰ったときと寝る前に、
お前に連絡しようと思ってる。」

「うん、わかった。ありがとう。
じゃあ、私もそうさせてもらうね。」

「ありがと…。
大丈夫だよ、8日なんてすぐだから!

一緒に頑張ろうな。

とりあえず、恵麻は夕方から仕事だろ?
頑張ってこいよ!

名残惜しいけど、
そろそろ乗るから…切るね?

あ! 辞めるって言うの、忘れんなよ!」

「うん、忘れてないよ。笑
ちゃんと言ってくるから、大丈夫!
じゃあ…気を付けてね。」

「うん、恵麻も。」




















準夜の仕事を終えて、
深夜1時に帰宅した私は、
携帯を開いて彼からの連絡を確認する。


だけど、彼からの連絡は
まだ、なくて。


仕事中だったらいけないと


"ただいま"
とメッセージを送ると…、


RRR…


彼からの、折り返し。


「おかえり!」

「ただいま。ん?
なんか騒がしい…

ひさくん、今飲んでる?」

「正解! 今、メンバーと飲んでる

……っつーか、捕まったというか。笑」








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