• テキストサイズ

【報道系】夢小説

第2章 【Forever mine〜after story〜】






「あ、そういえば、
もし上手くいったら…
お前に会わせろってうるさくてさ。

向こうで1回、
会ってくれる?」

「メンバーさん……と?」

「うん。多分、すごい
気遣わせちゃうから
申し訳ないけど…。」

「いや、気を遣うとか
そういうレベルじゃなくて……。
緊張して吐きそう―――。」

「何だそれ!
何なんだそれは!笑

それこそオレに失礼だろ、バカ!w
オレと居るときも緊張しろ!!笑
緊張して吐け!!笑」

「ちょっとちょっと、
まっすーの悪いトコ出てるよ。笑」


笑い話をしてたのに


私を包んでた腕に力が入ってきて。


「……ねぇ、オレは?」

「……?」

「オレは…、
責任感、強いと思う?」

「私、貴方以上に責任感の強い人、
知らないよ……。」













「杉原、恵麻さん。」















ふと、
名前を呼ばれて。











5秒、
見つめ合って…。














どちらからともなく
触れるだけの、
口付けを交わして。













私の髪を、
耳に掛けた彼が











1つ、
深呼吸をして











「――――――。」











私の耳元で、
囁いた―――…。











この感情を表現できる言葉が
みつからなくて……。













涙が…
止めどなく、
零れ落ちてきて―――。















まるで、
この世界に












私たちしか
存在しないかのような













そんな、
錯覚の中で











止むことを知らない
キスの雨が












幾度となく
降り注いだ―――。






























/ 124ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp