第2章 【Forever mine〜after story〜】
「どうしよう……。
我慢できなくなってきちゃった…。
ほんとはね、
このあと行きたいとこあったんだけど…
もうでも、明日にしよ!
ごめん、今すぐ抱きたい……。」
立ちあがり、
車へと戻る彼に手をひかれて。
「えっあっ……///
でも、私、生理中…だったりします。
タイミング悪くて……ごめんなさい。」
「あーー……。まじか…。」
足を止めて、
頭を抱える彼。
そんなとこも可愛くて。
8年前と変わらない貴方に
ホッとしたりして―――。
「……いや、待てよ?
意外と、それはそれで…。
ねぇ、恵麻。
因みに何日め?」
「……5日目…だけど。」
「うん! やっぱ、恵麻最高♡
5日目だったらもう少ないじゃん。
むしろ、処女みたいで
すげぇ、萌えるかも……。」
「え…、本気?」
「……大マジ。
8年もヤッてなかったら…
リセットされたも同然だろ?
頂戴よ、オレに。
恵麻のセカンドバージン。」
「……ふふっ。」
「なに笑ってんだよっ!」
「あ、いえ…、
なんでも……ないです。」
「笑ってんだろ!w
笑ってるやつの間だから、それ!w」
「あ、いや…ホントにちがくて。
なんか、嬉しくて。
ひさくん、変わらないなって。」
「……なにが。」
「嫉妬深い…とこ?」
「変わってたまるか!
オレがお前に対して独占欲がなくなるとか、
ありえねぇから。
あ、そうだった!
お前に会ったら
まず聞こうと思ってたんだけど…。
ジャニーズでさ、今、お前んなかで
一番面白いのって……誰なわけ?」
「もしかして……
まだあのこと根に持ってるの?笑」
「そりゃもつよ!
ってか…ハズいから笑うなってw」
「……まっすーが、
一番面白いと思ってます。」
「ありがと♡」
「わわ、アイドルスマイルだ…。」
「ふふっ。そうだよー!
隣に居ない間も恵麻ちゃんのこと、
幸せにしてきたまっすーの笑顔だよー♡
………あのとき。
8年前のオレとお前で
守った笑顔だよ。
お互い、よく…頑張ったよな……。」
頭に2回…
優しく、手を置かれて―――。
私を抱き寄せながら
「ありがとう…。」
なんて…、
耳元で
貴方が…
囁くから……