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【報道系】夢小説

第1章 【Forever mine:増田貴久】






増田「……おはようございます。」

「おはようございます!
あれ、増田さん声しんどそうですけど
風邪ですか?」

増田「あ……いや、ちょっと。」

「無理なさらないで下さいね。
私が読めるところは読みますから。
最低限で大丈夫ですからね。」

増田「…ありがとうございます。」

手越「おはようございまーす!!
あっ増田さん早いね~!」

増田「別に……普通だろ。
…ていうか、なんかうるさい。

てごし来ただけで
なんかもーうるさい…。
なんか、急に金色になる。」

手越「はいはいはい、
なるほどなるほど!
人はそれをオーラと呼びまーす!w」

増田「何だよそれw
自分で言ってちゃ世話ねぇわ。笑」


オレの笑った顔に安心したように
微笑み返されて。


―――ヤバい。
すでになんか泣きそう…かも。
















らじおの収録が始まると
てごしが気がけて沢山喋ってくれていて。


いつも通りと言えばいつも通りだけど、
それがありがたくて……。


「それでは聴いて下さい。
テゴマスでファンタジア。」


~♪~


「……えっ。
増田さん、大丈夫ですか?
どうされました…?」

手越「あーあー! ちょっ…!
ちょっとごめんなさい!!

どうしても明日の歌番組のコトで
今! 今すぐ!!
まっすーと話しときたいトコロがあって!

今じゃなきゃ忘れそうなんで
ちょっと時間下さい!」


オレの肩を押しながら退室し
自販機脇のベンチに座らせて、
オレを隠すようにオレの前に立つ手越。


増田「……迷惑かけて、ごめん…。」

手越「全然? だってメンバーだもん。
持ちつ、持たれつ、でしょ。

まぁ…、それにさ、
この状況でファンタジアは普通に無理っしょ。
オレだって涙でそうだったもん。」

増田「何でお前が泣くんだよw」

手越「ふふっ。」

増田「なぁ…てごし、
もっと……上、行こうな?」

手越「だなー! オレもそれが一番だと思うわ。
その子の為にも、さ。

でもオレ、
増田さんがちょっと羨ましいわ。
そこまで想い合える相手に巡り逢えてさ。」

増田「おう、オトコの階段登っちゃったぜw」

手越「何だそれw」

増田「笑。てごし、ありがと。
ちょっと、元気でた。」

手越「何もしてねぇよ。」

増田「ふふ、ありがと…。」












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