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【報道系】夢小説

第1章 【Forever mine:増田貴久】





「すいません、何もなくて。
…よかったら。」

「あ、お構いなく…。」

ガチャン!
「あ! ごめんなさい。
大きな音たてちゃって…。」

「あ、いえ。全然大丈夫です。」

「几帳面な増田さんには似合わないでしょ?
なんか…すいません。笑」

「…えっ?」

「あ、私イジられても大丈夫なタイプです。笑
顔に書いてありますよ、
結構、雑なんだなーってw」

「そんなことないですけど!w
ただ、ちょっとだけ、
親近感が湧くなって。笑」

「…ときどきシゲ美って呼ばれます。」

「なんだよ、なんだよ~w
シゲのいないところで弄って
愉しんでんじゃないよ!笑」

「笑。あ、いけない。
面白くてついつい話し込んじゃいそう。
じゃあ…本題に。」

「すいません、
お気遣いありがとうございます。

その…お察しのとおり、
メンバーも、事務所的にも
危機感を感じている状況です。

今年、メンバーの2人に醜聞がでて。
職業柄、正直これ以上は無理なんです…。

ましてや、増田はそういう類いに人一倍
気を付けてきた人間で。

その……僕達も、正直、戸惑ってるんです。
こんな風に貴女に入れ込んでるコトに。。

僕の個人的な感情で言えば、
幸せになってもらいたいです。

ファンの為に人一倍気を張ってきた増田を
近くでずっと、見てましたから。

でも、だからこそ、彼のファンは
そういうことに免疫がない人も多い。

正直、状況的にはかなり厳しいです…。」

「……はい。」

「ご存知だと思いますが…
増田、頑固じゃないですか。苦笑

僕達の言葉に『オレはへまをしない』
の一点張りで、全く耳を貸してくれないので
やむなく。

不躾にも程がある行為にも関わらず、
こちらの想いを汲んでいただき
感謝しています。」

「……お話はわかりました。
最初からその覚悟を決めて
始めた関係なので、大丈夫です。

それで……
できるだけ早い方が
もちろんいいんでしょうけど、
そちら側が考えている期限、ありますか?」

「……できれば、1週間。」

「そう……ですか。
それはまた、急、ですね。

まる2日、お休みが取れるところ…
ありますか?

時間どおりに終われないことが多いから
余計な心配をかけたくないって
教えてくれなくて…。」

「わかりました、
マネージャーに確認してみます。」








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