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【図書館戦争】hallelujah!

第5章 トラウマ



『はぁ…落ち着く……』

血の気が戻ってくる感じ。
ずくずく痛みがあった頭も治まってきた。
頬にある教官の手が心地いい。

篤「…佐々木」

パッと手が離れる。
まだ触れてて欲しくて無意識に手が伸びた…と同時にふわっと堂上教官のにおいに包まれる。

篤「だったらこっちのがいいだろう?」

『ーーっ……はい…』

キュッと手に力を入れる。

教官のにおい。
心臓の音。
暖かい体温。
全てが安心できるものだった。
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