第5章 トラウマ
光「香は今日朝早くから来て確認してたんだ。何でかわかるか?!余計な仕事増やさないためだ!無能なくせに努力もしないバカが一番迷惑なんだよ!」
光の声が大きくなる。
光「さんざん人の足引っ張って “だって” “でも” だけは1人前か、無能な奴はいっそ喋るな!!!」
『光っ』
思わず腕をつかむ。
光がわたしの様子に気づき、ハッとした顔をした。
光「香…ごめん」
『なんでわたしに謝るん?あ、あのちょっと外の空気吸ってきていいですか?』
小「え?あ、うん」
小牧教官の許可をもらってそこから移動した。