第5章 トラウマ
光「分類表も把握していない特殊防衛員って何だよ!図書館業務研修始まるって分かってんのに、何で最低限の知識も飲み込めてないんだ!?」
郁「えっ、だって…あたし最初は防衛員配属だったし…図書館業務に関わるはずじゃなかったから」
郁が反論する。
光「タスクフォースの配属受けたのどれだけ前だったと思ってるんだよ!いくらでも勉強する時間はあっただろうが!」
『ちょっ…!』
郁「でも配属受けてすぐに集中訓練だったし、帰ってきてすぐ図書館業務はじまっちゃったし」
光「訓練後に休日2日挟んであったよな、その間に分類の復習ぐらいできなかったのか!?書架配置だって一回言っても覚えないし、覚えが悪い自覚があるなら もっと早く来て自力で予習すればいいだろ!」
『……っ』