• テキストサイズ

【図書館戦争】hallelujah!

第4章 追加訓練



『まぁ…無理にとは言わんけど、郁は郁なりの理由があってここにおるんやからね』

光「…ふん」

『はぁ・・・自分の目で確認したらいいわ。光の分からず屋!』

香はべーっとしかめ面をして走って行った。
その様子を見ていた堂上二正が笑いながら近づいてくる。

篤「あいつは子どもか。いつも、お前の前ではあんな感じなのか」

光「昔からそうですよ」

篤「ふうん、そうか。」

頭を掻きながら、堂上二正は何となく複雑そうな顔をする。

篤「……手塚、佐々木が言っていたことは俺も思う。少しでも笠原と打ち解けてみたらどうだ」

そういってその場を去った。
上官たちがそう思っているのは感じているが、当面それに応じる気にはなれない。
それよりも、俺は堂上二正の香を見る目が気になって仕方がなかった。
/ 224ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp