第12章 宣告
あんなこと言っておきながら、食堂に入ると麻子は郁を裏切り、堂上教官と小牧教官の元に行ってしまう。
麻「お疲れでーす、ご一緒してもいいですかぁ?」
すかさず堂上教官の隣に滑り込んだ。
わたしはどうしようかと思ってたら、教官が振り返りあごで隣の席をさす。
篤「座らんのか?」
『あ、じゃあ隣失礼しますー』
小「堂上ったらあごで使っちゃって!」
目の前の小牧教官が笑う。
それにわたしはのっかった。
『ほんまですよー!いつの間にかあごで使われてます』
篤「お前ら・・・!」
郁は小牧教官の隣に腰かけた。