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【図書館戦争】hallelujah!

第12章 宣告




かすれる声でようやくそれだけ答える。
郁が持っているはがきを覗き込むと、先出人が郁と同じ苗字。

『お母さん?』

郁「うん・・・11月の連休に法事で来るからここにも寄るって・・・」

力なく項垂れる郁。

『いずれはこうなるんやんか』

麻「そうよ。とりあえず」

郁が顔を上げる。
目がきらきらしていた。

麻「食堂言って晩飯食うわよ。早くしないと風呂混むし」

郁「何よソレ」

『ぷっ・・』

麻「メシ食いながら話聞いてやるっつってんのよ、言葉の裏を読みなさい」

郁「麻子様・・・!」
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