• テキストサイズ

【図書館戦争】hallelujah!

第11章 モテ期



篤「・・・香、大丈夫か?」

『あ、すいません・・・』

わたしは、バッと教官から体を離す。

『へへ・・・。なんか、毎回情けないところばっかで、カッコ悪い』

ぼそっとこぼすと、教官は複雑そうな表情を見せた。

篤「カッコ良いも悪いもあるか…とにかく間に合って良かった」

ぐしゃぐしゃと頭をなでる。


2週間の間、まともに見れなかった顔。
それがこの距離で見られるのがすごくうれしかった。

篤「よし、行くぞ」

そう言って教官は横に並び、わたし背中をぽんと押した。
わたしは教官の隣で歩き出す。
/ 224ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp