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【図書館戦争】hallelujah!
第10章 我慢
篤「すまん。遅くなったな」
優しく頭をなでる。
『遅すぎます・・・』
声に力が入らない。
篤「香、よく我慢した」
そう言う声がとても心に響く。
目からは、涙があふれてとめどなく流れていく。
わたしは思わず教官の裾を握る。
――その瞬間教官にぎゅっと抱きしめられた。
教官の胸がすごくすごくあったかくて。
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