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【図書館戦争】hallelujah!
第10章 我慢
上司「佐々木さん・・・でしたか?あなたは何を知って」
『わたしは、司令と同じ――“生き残り”ですから』
上司「――そうでしたか。失礼しました」
そう一言残し、出ていく。
稲「よく、我慢しました」
司令にそう言われ、思わず涙が一粒流れた。
我慢なんてできてなかった
それでも司令は“我慢した”と褒めてくれる…
『っ…でしゃばってすいませんでした』
わたしの手をやさしく包む。
司令の手がすごく暖かかった。
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