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【図書館戦争】hallelujah!

第9章 声


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電話を切り、軽く息をつく。

「…で、なんでお前が?」

いるはずのない小牧が俺を見ながらニヤニヤしている。

小「一緒に飲もうと思ってきたら、電話してんだもんー!」

冷蔵庫からビールを出してプルタブを開けて俺に差し出す。

小「彼女でしょ?佐々木さん♡」

「さぁな」

それを受け取り一口飲んでスマホに目を落とした。
“ほんまそれ!”
そう言いながら笑う香の声が心地よく耳に残っている。

小「堂上、にやけてるよ」

「!」

思わず顔を押さえると、小牧が笑った。


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