第6章 ビール
『いひゃいれす…』
篤「無視するからだ」
目が合い、手が離れる。
『ごめんなさ…じゃなくて、今わた「なーにしてんの、お二人さん」
声のした方に顔を向けと、そこには小牧教官がいた。
そしてくすくす笑いながら近づいてくる。
小「あ〜堂上!部下を酔わして何してんの。やーらしー」
篤「小牧何言ってんだ」
また小牧教官に邪魔された…!
摘まれた頬をさすりながら2人の会話を聞く。
小「2人でビール?」
篤「だったらなんだ?」
小「飲みながら2人でいちゃいちゃするんだ?ねー?」
急にふられ小牧教官につられて応える。
『ねー?』
篤「おい、こら!」
小「顔赤くしちゃって。ねー?」
『ねー?』
篤「!」
小牧教官のゆすりに堂上教官が翻弄されている姿が面白くて、笑ってしまう。
そんな教官が見れたから、小牧教官を許そう。
そんなこと思うわたし。