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時の恋人【ONE PIECE】

第3章 後編 愛する彼女と死の外科医






「彼女を私たちに会わせたくない気持ちも分かるけど、ギルベルトの能力知っているでしょう?ユーリちゃんのことで少し気になることがあるみたいよ。それに近い将来、政府が攻め込んでくるかもしれないからその対策も考えないと」

ローが断ろうとした時、ラミアが意味深なことを言ってきた。

ローは図書館で言われた彼の言葉を思い出し、深くため息を吐いた。

未だに霊の類を信じてないが、かと言って無視もできなかった。

政府が攻め込んでくる事実よりも、ユーリの身の危険に反応する彼もだいぶ昔に比べて変わった。

本来ならこんな話に聞く耳など持たないが、ユーリが関わっているという理由だけで完全に無視はできなかった。

例えそれが、偽の情報だとしてもだ。

まぁ、一国の王である彼がわざわざ偽の情報を流す理由もないのだろうが。



「……いつするんだよ」


非常に行きたくないが、ユーリが関わっているなら行くしかない。

ローは軽くため息を吐くと、そのふざけたタイトルの会議に参加することにしたのだった。




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