第3章 後編 愛する彼女と死の外科医
※R-18です。
拘束・道具・目隠し・薬・軽い失禁とやりたい放題になってしまいました(汗
※最後までしてないですが苦手な方はp312飛ばしてください
「何か言いてぇことはあるか」
ローは私室に入り鍵を掛けると、ユーリをベットに放り投げた。
そして慌てて起き上がったユーリの顎を掴むと上を向かせ、立ったまま顔を寄せて怒りを露わにしていた。
真上から凄まれる迫力は恐ろしいもので、ユーリは大量の冷や汗を流しながら視線を彷徨わせていた。
しかし折角与えられた弁解の機会なので、ユーリは意を決するとローと向き合った。
「私が一年後、ローの前に現れたのは知っていますよね?その間、身を守る必要があったんです」
ユーリはローの思いを断った後、どうしていたのか話した。
といっても普通の変わらない日常なのだが、ローの機嫌が直ることはなかった。
「おまえは、おれには身を守らせねぇのに、あいつには委ねるのか?」
ユーリの顔を掴んでいる手がギリギリと音を立てているような気がした。
「…っ…あの時と、今では状況が違うじゃないですか。そもそも誰かと守りたいと思うのは、愛情からくるものだと分かりますよね?だったら私がそれをローに伝えるのは、そういうことじゃないですか」
ユーリは掴まれた顔の痛みに耐えて、しっかりとローを見据えてはっきりと伝えた。
そんなユーリの答えに、ローは分かるようで分からないようなそんな微妙は感情に支配されていった。
なんとなくユーリの言いたいことも分かるが、男としてもプライドもあるのだ。
そもそもローが守られたい派ではないのは言わなくても分かるはずだ。
というか10000歩譲ってローを守りたい発言はこの際どうでもいい、それよりもあの男と一緒にいたことが問題だ。
何の当てつけか知らないが、過去に恋人ごっこした奴と一緒に行くことはないだろう。
仮に強引に連れていかれたとしても、あの時のユーリの能力ならどうにでもなったはずだ。
そんなことするくらいなら1年と言う変な期間を設けず、さっさと来て欲しかった。