第3章 後編 愛する彼女と死の外科医
ユーリは目を閉じると、口に当てられたローの手に爪を立てて何とか飲み込んだ。
「……いい子だ」
ローが手を離すと思いっきり咳き込んでいたが、それに構うことなくユーリをベットに押し倒した。
「うえっ……ま、まずい、死ぬ」
最もな意見を言うユーリに何を今更とローは嘲笑い、少しだけ濡れている下股に手を這わせた。
咄嗟に身構えて足を閉じようとするユーリだが、慣れた手つきで股を割り開き長い指先を蜜壺に潜り込ませた。
「やっ!?あっ…!」
容赦なくそこを掻き回すとユーリは思わずローに縋りつき悲鳴を上げた。
そんなユーリにローは口元を歪めると、いつの間にか用意されていたローションを垂らしつつ秘部を暴いていった。
「んっ!……や…あぁ…」
時折秘芽にも手を這わせながらユーリを追い詰めていくローの表情は完全に余裕などなかった。
「ほら、舌を出せ」
唇に触れながらローは余裕のない声で呟いた。
そしておずおず舌を差し出すユーリに噛みつくように口づけをすると、両足を押し開きいつの間にか固くなっていた先端を押し付けた。
「んん!?」
一度イッたのにまったく衰えをみせないそれは火のように熱く、ユーリは怖気づいたのか逃げ腰だった。
ローは一度口づけから解放すると、耳元に唇を寄せ低く囁いた。
「どうなっても知らねぇとおれは言ったからな」
そしてそんなユーリを嘲笑うように再び口づけると一気に奥に突き入れた。