第5章 黒髪と伝説の時
君の笑顔を見るたびに胸がときめくのは今でも変わらないけど、この時代の流れに逆らってしまう使い方をしてしまえる私の能力は君をわかってあげられてるだろうか。
「ルフィ、じゃちょっと僕と話そっか。」
そういうとブルックに目配せする。
ブルック「わかってますよ、うちの船長をよろしくお願いいたします。」
「ブルックにそう言われると照れるなぁ。」
ブルックは会釈をするとダイニングルームに入って行った。
ルフィ「で話ってなんだ?」
本当にこの男は雰囲気を全く理解していない。夕日をバックにした光景に目を細めて手すりに寄っ掛かる。
「あ、あのさ夢の中の話したの覚えてる?」
ルフィ「最近の事だしな、覚えてたりするけどなんだ?変な奴。」
いやいや、ルフィのが変な奴だから口には出さないから言わないけど!!
「夢の中の友人が死ぬなって呼びかけて来るんだ。守った方がいいかな?」
少し目を伏せて怒られる事を覚悟で聞いてみる。
ルフィ「おれでも死んで欲しくねーよ。まだお前が能力使ってるとこ見てねーし!!」
そっちか!いやいや一生見れないよ。インビジブルシンフォニアシステムして来い!
「でも死んで欲しくないのはルフィもなんだね。」
ルフィ「そう言うことだ。マリアンヌこっち来い。」
ルフィはを手招きすると真剣な黒い眼差しを僕に向け抱きしめて来た。
「あっ、えっと何?ルフィ…。」
ルフィ「あ、えっと…だなおれの事も見てくれねぇのか?」
「あはは、見てるよ夢の話もルフィの事も全部一緒なんだからさ。」
そういうとルフィは僕の額にキスした。
ルフィ「おれを見てくれねぇか?現実の…。」
そういうとご飯のにおいにつられたのかおいてかれるかと思うとルフィが僕をひっぱって行った。
大体の人に驚かれたのは何も言うまい。天使に春が舞い降りたとしか思えないとファンクラブの一言メモには書いてあった。
主人公受けの三大は一つ男前、二つベビーフェイス、三つ誰からも注目を受けるだからしょうがない。
続く