第5章 黒髪と伝説の時
どこからか歌声が聞こえる。そこに居たのは白骨化した死んで骨だけブルックことブルックだった。
ブルック「どうかなさいました?」
「別に何にも、ちょっとね。」
少し、僕のお兄さんをしていた彼に似てる一味の骨としゃべる事にした。
口調以外似てないけど…。
「僕は生きててよかったのかなぁって、君には酷な世界だよねやりたい事やって船乗りみたいな日々過ごしてさ。どうやっても僕は彼の中には居ないんだよ。」
悲しい顔をした彼女は今にもスカイブルーの海に沈む泡だった。
思い切り、告白したあの日を思い出す。
現代パロ中。
あの日は彼のお兄さんが車に引かれた日だった。水色のインコを助けていたそうだ。そのインコの持ち主もその日に死んだらしい。
水色のインコは彼の親友に預けられた。
金髪に青い服の彼は別の方向を見ていた。
病院の外で私と今も昔も変わらない彼は私の目を見ても涙を流していて。わたしが告白をしていても。居なくなるなよと言うだけで、死なないと誓いを立てた。
水色のインコは多分不死鳥マルコだ。そう考えるとすべて結びつくのは死なない事。
死にたいって思ったらダメだ。
「私は死んじゃだめなんだよ。ブルックならわかるよね?目的から逃げたら終わりだよ。」
ルフィ「何してだー。」
「そっちこそ、人相悪いエロ医者わ?」
ルフィ「虎男ならゾロんとこだぞ。」
不器用な生き方しか知らない僕が唯一選んだ人は呆れ顔でそういう。
「なるほど、剣士組だからね。ルフィ、僕ね死なないからもう少しそばに居て良いかな?」
彼は少し考えると、はっとして僕の手を握ってくれた。
ルフィ「どこかであったか?」
意味深な事を言われた気がする。
「別に、ルフィがどこであったかは知らないよ夢じゃないかな?」
ルフィ「そうか。」
そういうと明るい顔を見せて笑顔を見せた。
続く