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草原を駆けるワンピース

第3章 海域からの反撃


空が堕ちるくらいに真っ暗な景色、闇が世界を包んだようだ。

「行って来る。」

チョッパー「えー、行くなよ。」

「夕方だから平気だよ。」

チョッパー「止めた方が。」

「外出るだけだよ。」

彼女は昨日あったばかりのこの船を守ろうというのだ。

海域的には問題は無いが新世界にはあってもおかしくはない。

船を出ると深呼吸をして睡眠をさせる歌声を聞かせる。眠ってしまえば完全に戦闘の意思を無くす事が出来る。

ワンフレーズだけ聞けば、大丈夫。眠って…。

津波が起きるくらいの暗闇が晴れた。

部屋に戻ると、チョッパーは抱きついて来た。

チョッパー「大丈夫なんだな。」

「うん、ありがとう。」

チョッパー「マリアンヌ?死なないでくれよ?」

「あなたは船医でしょ?」

チョッパー「うん…。」

「今のことはないしょね?」

チョッパー「大丈夫だよ。」

突然ドアが開く。

ナミ「大丈夫?海王類居なかった?」

チョッパー「何にもなかったよ。」

「大丈夫だよナミ。僕が居たから。」

ナミ「ん?」

「僕能力者だもん。」

ナミ「!!それ先に言いなさい!!」

そして、僕の能力がナミにばれたのだった。別に、隠してなかったんだけど。

まぁ、歌声を聴いたのはルフィだけらしく、いつもより長く寝ていたらしい。

続く

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