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【黒子のバスケ】赤司様の初体験。

第3章 初体験


千春の身体を気遣いながらゆっくりと腰を進める。
ギチギチと狭いナカが俺自身を締める。


「いッ……ッ……ぅッ…」
「く、はぁ…」


苦しそうに千春が呼吸する。
痛いものが苦手なのに、それでも受け入れようとする姿が愛おしい。



「千春」
「あ、ごめんなさい…爪立てちゃった…。
痛かったよね…?」
「大丈夫さ、そんな悲しそうな顔しないで」
「でも……」
「それより、全部入ったよ」
「ほんと…?」
「あぁ」
「嬉しい!」




ニコリと嬉しそうに頬を緩ませる。
その目尻にはわずかにだが涙が滲んでいた。
痛い思いをさせたな。

俺の大きさに慣れるまで、しばらく動かないことにした。
これ以上千春を泣かせるのは忍びない。


「征十郎くん...」
「ん?
どうしたんだ?手伸ばして」
「屈んで...?」


バスケ以外だと読めないんだね、と笑った。
千春のことだから分からないんだよ。
千春のことだから、こんなに余裕がない。
この俺が人の様子を伺うなんてお前に会う前までは思いもしなかったよ。


「分かったよ。
これで良いか?」
「うん、ありがとう!」
「千春、何が...」


何がしたいんだ、そう問おうとしたがその先の言葉が紡がれることはなかった。
なぜなら千春が俺の頭を撫でたからだ。
それもとても嬉しそうに。


「えへへ、征十郎くんの髪、サラサラだ。
初めて撫でた気がする」


髪を梳くように、優しく撫でる。
触れられる感覚が気持ち良い。
落ち着く感じがする。


「いつも撫でてくれるから、お返しにと思って」
「ありがとう。
心地が良いよ」
「ほんと...?」
「あぁ」
「嬉しい...」


「.....だが、今この状況は俺の手の下だというのを忘れないようにな?」
「え?...あっ.....」


ズクン、と千春の腰を掴み、奥を突いた。
予期せぬ刺激にか、背筋を大きく仰け反らせた。
ナカが良く締まる。
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