第4章 クラスにて。田島side
やっべー
つい告白しちまった。
まだ言うつもりなかったのになぁー
まぁそのうち伝えるつもりだったからいいか別に。
それよりやばかった。まじで理性が。
あいつブラウス透けてんの絶対忘れてたよな。
やばかったー、まじで襲いそうになった。
三橋「田島くん?」
田島「やべー、三橋。榛名に告白しちゃった。」
三橋「こっこっこ、こくはく!? 田島くん、すごい。」
田島「すごいか?」
三橋「う、うん!田島くんはすごいよ!」
三橋はいつだって、俺のことすげーすげー言ってくれる。本当いいやつだ。
三橋と話してたら、なんかすげー元気でてきた。
俺は榛名が好きだ。
よし!
田島「てか、三橋!榛名って、武蔵野のエースの妹なんだって。」
三橋「えー!榛名さんの!? すごい人なんだ。阿部君に言わなきゃ」
田島「別に、阿部は興味ないだろ。あいつって本当女に興味ないよな?案外、興味ないようなふりして、ムッツリだったりして。泉みたいに、シッシッ」
泉「誰がムッツリだって」
田島「いて!」
三橋「い、いずみくん!」
田島「どっからでてきたんだよ。地獄耳!」
泉「おまえの声がでけーんだよ、男子校じゃねんだ、女いんだぞ、考えろ」
田島「あ、泉に借りてたエロ本持ってくんの忘れた。」
泉「あ? 昨日持ってこいって言ったよな? かさねーぞ!」
田島「わりーわりー!今度、泉の好きなエロ本貸すから!」
泉「俺が好きなの?」
田島「修学旅行で彼女と水着で水中えっちだろ?」
泉「てめー!だからそれは中学ん時好きだったシチュエーションだろ? この前言うなっつっただろ!?」
田島「なんでだよ。いいじゃねーか水中えっち、なー?三橋?」
三橋「いずみくん、いいと思う。」
泉「なんだよ、三橋まで。そーいや、三橋が好きなのってナースとかコスプレだよなー。今度貸してやるよ」
三橋「あ、ありがと。」
泉「おお。」
田島「ずっりー、俺にも貸せよ!厳密に!」