第60章 ショートストーリー② 七夕の日は一緒に…
田島「なーなー!!」
教室のドアを開けると田島が嬉しそうに走ってきて、何かを言いたそうに目を丸くしている。
田島「だってほら!七夕じゃん!!」
のぞみ「ほんとだ〜。7月7日か!」
田島「忘れちゃだめだめー!んでさ、今三橋らと願い事書いてんだー♪」
のぞみ「へー!楽しそっ!」
田島「のぞみも書こうぜ?こっちこいよー」
田島に手を引っ張られ、野球部が集まっている机に向かう。
泉「おはよー!のぞみちゃん。」
のぞみ「泉くん、おはよ!みんななんて書いてるの?」