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恋する田島様

第13章 朝の宣言



今日から合宿。
朝の7時に学校集合。

やばい、ちょっと遅れそう。急いで行かないと!

クリス「おせーぞ!のぞみ!」

のぞみ「ごめん!お待たせ。」

どうやら、私が最後だったようだ。

部長「よし、んじゃ行くか。着いてこいよー。」

テニス部一行はぞろぞろ歩き出した。
ん?グラウンドの方から誰かが走ってくる。
あのシルエットって…?

田島「おい!テニス部! のぞみは俺の彼女だぞ! 手出したら怒るからな!」

田島の後ろから全速力で走ってくる女性…

モモカン「こら!田島!練習中抜けるとはいい度胸ねぇー!部活後、外周30周!」

モモカンは田島をガッと捕まえた。

田島はモモカンに引っ張られグラウンドに連れて行かれる。

ん?でもまだなんか引っ張られながらもこっちを向いて叫んでいる。

田島「そこののぞみの横にいるやつ! いっつものぞみへのボディータッチ多いんだよ!これから気をつけろよー!」

モモカン「だまんなさぁい!!」

田島「いてっ!」


一瞬シーンとして、それからテニス部は皆、大爆笑。

部員「なんだよ、のぞみ、彼氏いたのかよー!」

部員「しかも、彼氏、超かわいいんだけど」

部員「あんなん、恥ずかしくてできねーよな。やっぱ田島すげーわ」

クリス「なんか、俺怒られたしー! 何あいつ、おもしれー、ククッ。」

のぞみ「ごめん!気にしないで!」

田島ぁ! もー、恥ずかしい。
でも悪気がないのは分かるけど。
まぁそんなバカな田島もなんだかんだ好きだけど。

んー!よし、合宿がんばるぞ!
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