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なにがあっても、あなたを守るから…

第1章 出会ったのは……


(………綺麗…)

助けてくれた男の人に

一瞬、見とれていると またあのうなり声が聴こえた

私は はっ!、として目を向けると

1匹の化け物が私たちの方へ飛び掛かってきた

「危ない…!」

けれどもう、化け物は間近に迫っていて_

(だめ!)

「……あれ?」

飛び掛かって来ていた化け物は、1瞬の内に両断されていた。

??「謙信様! お怪我はございませんか!?」

顔から首にかけて大きな傷がある方が、

私を助けてくれた……謙信様(?)に駆け寄って来た

謙「問題ない、助けられたな」

??「このくらい、お安い御用です!」

???「厄魔を見かけた時は、一瞬ひやっとしましたけどね」

傷がある人ともう一人、紫色で長髪の人がやって来た

??「だな。まさかこんな、城に近い所にまで出て来るとは…」

???「領民が襲われる前に倒せて、良かったです」

???「…ところで、謙信様。そちらの方は?」

謙「知らぬ娘だ。厄魔に襲われていた」

??「ふもとの村の娘にしては、変わった格好だな。おい娘、何所の村のものだ?」

3人の視線が一気にこちらに向く

「えっと……」

上手く状況が呑み込めずに

どう答えようかと思っていると

謙信様(?)はさっさと踵を返した

謙「まだ厄魔が居るかもしれん。喰われたくなければ、早く家に帰れ。ではな」

「え!? あの、待って下さい!」

謙「なんだ?」

私は立ち上がり、謙信様(?)を見ると

「助けて下さって、ありがとうございました。

あの…私、結月っていいます。

私、ここがどこなのかも、

帰り方も解らないんです。」












       …ですので、お願いします! 


     



      








       ”助けて頂けませんか……?”





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