第4章 新しい恋と愛……?
※花巻
夜海の久しぶり話したのが楽しくて、笑い合えた。
レミちゃんとの約束を忘れた訳では無いけど、少しだけ…ただこの少しの間だけは……と思っていた。
そのまま俺と夜海は一緒に電車に乗って、その間もくだらない話をしながら電車が学校近くの駅に着くまで待った。
電車が着くと、夜海はスッと俺の前に出ると。
『じゃあ、私はここで。由紀と待ち合わせしてるし、私と貴大がずっと一緒にいるの見られたら彼女さんに変な噂流れちゃうかもでしょ?』
「そうだな。」
『楽しかった!ありがと!』
そう言ってくれて離れていく夜海が
心做しか、寂しく思えた。