第3章 素直な気持ち
「ちょっと!何言ってるんですか!?流石に酔いすぎです!!」
「瑞希……」
「なんですか?……っ////」
あれ?
何が起きてるの?
顔近い……
裕斗君ってこんなに目綺麗なんだ……
何か……気持ちいい……?
……
…………
ってちがぁぁう!!
何でこの人キスしてんの?!
えぇ!?
「んっ!んん!!////」
必死に引き剥がそうとするけど力が及ばない。
うわっ!舌までっ!!
この人ほんとに何考えてんの?!
酔ったらキス魔になるタイプ?!
やばい……酒の匂いで……溺れそう……
口の中が少し苦い……
「んふ……はぁ……んっ////」
ほんとに……もう!そろそろ!
「ぷはっ!////」
やっと口を放してくれた。
「ちょっと!何考えて!」
わっ……顔が……また近い……
やっぱカッコイイ……
「瑞希……好きだ……」
「……はい?」
好きって言ったよね?今……
いやいやいや……え?
「好き……」
「んむっ!?////」
またキス!!
ちょっと……もうこれ以上は……
酒の匂いと……僅かな苦味と……裕斗くんの温もりで体が少し酔ってきた。
どうしよ……抵抗する力もない。
「はぁ……んっ……んふっ……?!////」
ズボンの中に手を入れられ下着の中まで入ってきた。
やだ……嘘……
この人……僕の触ってる!!
「あっ!まっ……て……んん……////」
嫌なはずなのに……どんどん気持ちよくなって抵抗するという力も無かった。
頭の中が真っ白になっていく。